B級グルメのバラ焼きや馬肉料理といった肉食文化が広まっている十和田。海に近いため新鮮な魚介にも恵まれ、飲食店もバラエティに富んでいます。なかでも旅の途中に立ち寄りたい、十和田ならではのメニューを味わえる夕食スポットをご紹介します。

司 バラ焼き大衆食堂 十和田組

十和田バラ焼き1人前800円(写真は2人前)。うどんを追加する場合は1玉300円。十和田バラ焼き1人前800円(写真は2人前)。うどんを追加する場合は1玉300円。(ともに税抜)

「ご当地グルメでまちおこしの祭典! B-1グランプリin郡山」でゴールドグランプリを受賞した町おこし団体「十和田バラ焼きゼミナール」のアンテナショップ。看板メニューは、「十和田バラ焼き」です。
バラ焼きは、十和田市を中心に青森県上北地方で食べられている焼肉料理。店によって焼き方がさまざまで、この店ではタレを絡めたタマネギを鉄板に敷きつめ、真ん中に牛バラ肉を積み上げた「タワー焼き」というスタイルです。タマネギがしんなりしたら、タワーを崩して肉を炒めます。
味の決め手は、十和田産のニンニクや青森県産のリンゴなどが入ったオリジナルの醤油ダレ。甘辛のタレが牛肉とよく合い、ごはんやビールにぴったりです。締めにはうどんを加え、旨みをたっぷり吸わせて味わうのがおすすめです。

バラ焼き以外にも「十和田のいいもの」が勢揃い

テーブル席のほか、福岡県中洲の有名店から譲り受けた屋台で作った席もありますテーブル席のほか、福岡県中洲の有名店から譲り受けた屋台で作った席もあります

バラ焼きが生まれたのは、昭和30年代前半。三沢基地のアメリカ軍は牛を一頭買いしても赤身肉しか食べなかったため、市民は脂身のある部位やホルモンを安く手に入れられました。これを甘辛く味つけ、韓国料理のプルコギ風に仕上げたところ大ヒット。今では、すっかり郷土の味になっています。
バラ焼きのほかにも、店には「十和田のいいもの」をテーマにしたメニューが盛りだくさん。十和田産のネギや十和田湖で釣れたヒメマスを使った料理をはじめ、奥入瀬渓流の清水を使った「奥入瀬麦酒」、名産の長芋で作った焼酎「駒街道」などのお酒まで、十和田ならではの品々を楽しめます。

店舗情報

司 バラ焼き大衆食堂 十和田組

司 バラ焼き大衆食堂 十和田組
  • URL:http://tukasatowada.wixsite.com/barayaki
  • 住所:青森県十和田市稲生町15-41 アートステーショントワダ内  MAP
  • アクセス:七戸十和田駅から十和田観光電鉄バス三本木営業所行き乗車25~42分、「官庁街通」下車徒歩約3分
    三沢駅から十和田観光電鉄バス三高正門前行き乗車約29分、「十和田市中央」下車徒歩約4分
  • 営業時間:11:00~14:30(L.O.14:00)、17:00~23:00(L.O.22:30)
  • 定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
  • TEL:080-6059-8015
  • 駐車場:有料(アートステーショントワダの駐車場を利用、「司 バラ焼き大衆食堂 十和田組」利用で3時間無料)

馬肉料理 吉兆

手前から、馬肉鍋(特上)1,620円(写真の鍋は2人前)、馬肉さしみ(特上)1,080円手前から馬肉鍋(特上)1,620円(写真の鍋は2人前)、馬肉さしみ(特上)1,080円

全国でも有名な馬肉の産地として知られている十和田。ここで地元の人たちに愛されているのが、「馬肉料理 吉兆」です。県内にある自社農場で馬を育て、直営の工場で加工しているので素材が新鮮。しゃぶしゃぶや刺身をはじめ、ステーキ、ハンバーグなど、親しみやすいメニューで味わえ、馬肉になじみのない人でもおいしく食べられると好評です。
なかでも人気が高いのが「馬肉鍋」で、煮込み用のスープは十和田仕込みの2種類の味噌にショウガやニンニクを加えたもの。濃厚ながらさっぱりとした後味の肉と、味噌のコクが相性抜群です。青森で定番の青トウガラシ入りの薬味「麹南蛮」を添えると、より地元らしい風味になります。

卸店の直営、隣には馬肉を買えるショップもあり

1階は広々とした座敷がメインになっています1階は広々とした座敷がメインになっています

この店は、創業約30年の馬肉卸専門店が開いた店。1階にテーブル席や座敷があるほか、2階には個室も4部屋あり、ゆったりした造りでくつろげます。
建物の隣には馬肉を売る系列ショップがあり、家庭でも調理しやすいように切り分けた肉やカット野菜付きの馬肉鍋セットが手に入ります。東京などの有名馬肉料理店にも卸している上質な肉を産地ならではの価格で買え、お土産におすすめです。

店舗情報

馬肉料理 吉兆

馬肉料理 吉兆
  • 住所:青森県十和田市西三番町15-4  MAP
  • アクセス:三沢駅から十和田観光電鉄バス三高正門前行き乗車約30分、または七戸十和田駅から十和田観光電鉄バス三本木営業所行き乗車37~44分、「三丁目」下車徒歩約3分
  • 営業時間:11:00~14:00、17:00~22:00(L.O.21:30)
  • 予約:夜は前日までに要予約
  • 定休日:日曜日
  • TEL:0176-24-9711
  • 駐車場:無料

居酒屋 肴や

手前は、本マグロ三点盛り2,500円。奥は薄にごりに仕上げたオリジナルの純米吟醸酒「肴や×企(たくみ)」1合800円手前は、本マグロ三点盛り2,500円。奥は薄にごりに仕上げたオリジナルの純米吟醸酒「肴や×企(たくみ)」1合800円

親子2代続く、和食居酒屋。魚にこだわり、青森県で水揚げされた魚介のほか、東京・豊洲市場などから全国各地の旬の味覚を取り寄せています。
メニューは、お造りや焼き物、揚げ物、にぎりとバラエティ豊か。アブラメ、キンキン、ヒラメといった青森県の名産魚を楽しめるほか、同じ魚でも秋冬は数日間熟成させて刺身にしたり、夏は口あたりがスッキリするよう洗いにしたりと、季節を取り入れた味わい方をさせてくれることも魅力です。
先代直伝の「馬すじの煮込み」や「帆立ぞうすい」といった居酒屋らしい品に並び、季節によっては「生ウニ天ぷら」や「イチジクとアナゴの揚げ出し」などアイディアを凝らしたプレミアムな味に出合えます。

青森県&十和田らしさを散りばめた店内

カウンター席、長テーブルのある掘りごたつ式の席があるほか、少人数のグループやファミリーにおすすめの半個室もカウンター席、長テーブルのある掘りごたつ式の席があるほか、少人数のグループやファミリーにおすすめの半個室も

2年前にリフォームした店内は、真新しい雰囲気で清潔感たっぷりです。そして、店内をさり気なく飾るインテリアも素敵。ブナで作る青森県の伝統工芸「ブナコ」のランプシェードや、十和田市現代美術館などに作品が展示されているアーティスト「山本修路」のアクリル画など青森県や十和田にちなんだ品々が揃い、ご主人の地元への愛情が伝わってきます。
約15種を揃える地酒のなかにも、十和田の酒蔵が依頼し、山本氏がラベルをデザインした「天祈(ての)り」という純米大吟醸酒をラインナップしています。

店舗情報

居酒屋 肴や

居酒屋 肴や
  • 住所:青森県十和田市東二番町2-40-3  MAP
  • アクセス:七戸十和田駅から十和田観光電鉄バス三本木営業所行き乗車25~42分、「官庁街通」下車徒歩約4分
    三沢駅から十和田観光電鉄バス三高正門前行き乗車約29分、「十和田市中央」下車徒歩約6分
  • 営業時間:17:00~23:00(L.O.22:20)
  • 定休日:日曜日・月曜日(祝日の場合のみ)
  • TEL:0176-23-6726
  • 駐車場:無し(近隣の民営駐車場を利用)
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